文系数学の良問プラチカを10周以上やったら京大合格してた話
「プラチカってどんな本?」
「使ってもいいレベルは?」などなど、
プラチカをやるべきかどうか迷っている人に向けて、僕の実体験を交えながら解説していこうと思います!
Contents
プラチカをやるべき人、そうでない人
プラチカのレベルとしては、東大京大一橋、後は旧帝で数学が難しい大学あたりの受験生はここまで勉強を進めておきたいってところでしょう。
その他の大学を志望している人にはあんまりおすすめしません。明らかにオーバーワークになってしまうからです。青チャートの例題となんかもう一冊演習用の参考書あるいは予備校のテキストとかやって過去問やり込めば合格レベルまで持っていけると思います!実際僕も現役時はそんな感じでした。
僕の実体験
僕が最初にプラチカを手にしたのは高3の春でした。早いと思った人もいるかもしれませんが、ただイキってやってただけでした。青チャートの例題とかもまだまだ固まっていなかったんですが、プラチカになんか憧れてたというか、とにかくやってみたかったって感じです。
一番最初の二次関数の問題から躓いて、理解するのに2日ぐらいかかった記憶があります。笑
その後の問題もやっていったんですけど、殆どの問題が全然手も足も出なくて、
問題を眺める→解答を眺める→次の問題を眺める→解答を眺める→…の繰り返しで、全く勉強になってなかったです。
10問目か20問目かに差し掛かる時に、
「あ、これやっても意味ねぇわ」ということに気づき、おとなしく青チャートに移行しました。
でも、全然手も足も出なかったことが悔しくていつかこのプラチカを制覇したいなぁという気持ちが頭の片隅にありながら受験勉強頑張ってました。
でまあ色々あり浪人することになるんですね。
結果京大受けずに、落として受けて合格したけど浪人するっていう奇行に走っています。笑
詳しくはこっちに書いてるんでまた見てみてください。
そして浪人時の一冊に選んだのがプラチカでした。
もちろん理解するのにすごく時間がかかる問題もあったんですけど、先生に何度も質問して一問一問仕上げていきました。一対一やハイ完、せか京とかもやったんですけど、プラチカを数学力向上の軸とすると決めていて、毎日5題ぐらいは解き直して完璧にしました。どんぐらい完璧やったかというと、番号を言われたら問題文を答えられるぐらいでした。そこまでいくと気持ち悪いですね。笑
京大入試当日も
「プラチカに載ってる問題とほぼ同じやん!」
っていう問題が2問出てて、それを瞬殺して残り3つにじっくり時間をかけられたおかげで本番は約八割(119/150)得点することができました。
「進研ゼミでやったやつ!」という進研ゼミの漫画で出てくるあの状態が京大入試本番で起きた訳です。 まあ、そりゃ受かりますわ。笑
最後に
最後に僕から言えることですが、僕のプラチカの場合みたいに、やってみたい参考書があるときはレベル気にせずやってみていいと思います。案外ボコボコにされる経験っていうのも大事だと思ってますし、いつかこのレベルに辿り着きたいという意欲が湧いてくることもあります。
そもそも、勉強とかいう、めんどくさいこと限りなしなものに対して、やりたい参考書があるなんてことはとても素晴らしいことだと思います!!